二度と行きたくないインド旅行記①~デリーからバラナシ、タクシーで一悶着~
こんにちは、おとメです。
今回は以前インドに行った時の旅行記を記事にいたしました。
インドは非常にカオスな国なので他の国では体験できないような経験を沢山いたしました。
全て実際に合ったことを脚色無しに書いておりますので楽しんでいただければ幸いです。
*この記事は写真少な目ですが、次の記事から写真多めに張っていきます。
そもそもなぜインドに行ったの?
そもそも、なぜインドに行ったのか?そういった疑問を持つ人もいるかもしれない。
インドって衛生面悪そうだし、治安も悪いんじゃない?そんなイメージだろう。
僕も実際に行く前はそう思っていたし、言った後もそのイメージは変わらなかった。
ではなんでそんな国に行ったのか?
それは単純に
本場のカレーを食べたかった!!
ただこれだけである。
インドと言えばカレー!!本場のカレーを食べずしてカレーを語ることはできない。(語る気はないが)
だからインドに行ったのだ。
自己研鑽だとかバックパッカーの聖地だとかそういうことは関係ない。
旅行日程
1週間程度しかインドに滞在しない予定だったのでかなりせかせかした予定になっている。
1日目:デリーに夜着
2日目:デリ⇒バラナシ(ガンジス川で沐浴)
3日目:バラナシ⇒アグラ(夜着)
4日目:アグラ⇒デリー
5日目:デリーで観光(たつや帰宅)
6日目:デリーで観光
7日目:デリー観光(マレーシアのクアラルンプールへ)
8日目:クアラルンプール観光
9日目:日本へ
登場人物
おとメことブログ管理人。海外旅行先では必ず中国人と間違われるほど遠慮なく立ち回る人
たつや。大学からの友人。やさしい性格。写真好き。
インド人。旅行中色んなインド人にあったが、まとめてこの吹き出しを使う。
インド1日目 デリーに到着
ついにデリーに到着!テンションMAX。
インド用のビザを間違えて印刷していて危うく乗り継ぎのクアラルンプールで飛行機に乗れないかもしれない、というハプニングがありながらも無事インドに到着。
この時、カウンターで欧米人がインド用のビザで大揉めしてて、ビザのトラブルって多いんだなって思った。
みんなインドに行くときは気をつけようね!
デリーには22時ごろ到着。たつやは21時ごろの飛行機でデリーに着いていて、空港内で合流予定。
なので早速入国審査を通過すべく、入国ゲートに向かった。
この辺が入国ゲート前の広場。ゲートの撮影は禁止なのでゲート前の広場で撮影。
さっそく入国審査へ。
こんちは!
パスポート見せて。
どうぞ。
日本人?(笑顔になる)
日本人だよ。
何しにインドに来たの?
観光かな。
どこ行くの?
デリー、バラナシ、アグラに行く予定。
ホテルは?
今日はエアーポートリージェンシー?ってところ泊まる予定。明日のホテルとかはまだ予約してないよ。
いつまでインドにいるの?
(結構色々質問するのね)えっと12日までかな?1週間くらいインドで観光するよ。/p>
1週間で3か所も行くんだ?あんまり観光できないんじゃないかなー。移動は飛行機使うの?
バラナシには飛行機で行くよ。その後いったんデリーに戻って電車でアグラに行く予定。/p>
電車は早めに予約しとかないと乗れないから気を付けなよ。/p>
日本では何しているの?
(こんなこと聞かれるの初めてだな。)企業で働いているよ。
なんて企業?
うーん。〇〇って知ってる?
あぁ!知ってるよ!そこで何しているの?
(おいおい、そんなこと聞くんか?)研究かな。
へー研究かー。どんな研究しているんだ?
~5分後~
うちの親は〇〇関係の仕事を。。。
インドにも最近日本人が。。。。
~10分後~
じゃあ観光楽しんでな!!
恐らく、僕の人生史上もっとも長かった入国審査である。(後半雑談だが)
入国審査ゲートということもあり、なかなか「急いでるんで!」と言えんかった。。。
たつやと合流しなきゃいけないのに全く、変なところで時間を使ってしまった。
とりあえずたつやに連絡をとり、たつやと合流。
遅いぞ~
すまんすまん。広くて迷ったわ。
なんとか無事に合流。
僕たちの予定では明日、ガンジス川の沐浴スポットであるバラナシに行くことになっていた。
その為、この日はデリーで観光する時間は無く、すぐにでもホテルに行って寝たい気分だった。
経験上、ホテルからタクシーを取るときが最も騙されやすいところ。
空港からタクシーに乗る観光客は何も知らない事が多いのでぼったくられても遠回りしてもまずばれない。
おとメはベトナムで通常のタクシー料金の5倍以上を支払う羽目になった経験もある。
なので自分たちでタクシーを捕まえるのでは無く、おとなしく空港内のハイヤーを使ってホテルへ。
着いた場所がこちら。
え?マジでここ?
これゾンビ映画に出てくる場所じゃね?
住所はココになってるよ!
人の気配がしない。生き物のの気配もしない。目の前のピンクの看板はなんか怪しい。
ちなみに僕たちが泊まったホテルはこちら。
エアポート ホテル クラッシー レジデンシー (Airport Hotel Classy residency)|クチコミあり - ニューデリー&NCR
価格は1200ルピーとインドにしては高価格なホテル。。。。
ちょっと奥見てくるわ。
タクシーには少し待ってもらいながらゆっくりと建物内に入る。
すると入ってすぐにさびれたホテルの看板があった。
あ!ここだここだ。おっけー。おっけー。
ホテルの看板を見つけた僕たちはタクシーの運転手に目的地だったことを伝え、荷物を車から出した。
そういえばお前たち明日バラナシに行くんだよな?良かったら明日空港まで乗ってかないか?
車の中で明日の予定について聞かれていたので、運転手は明日の僕たちの予定を知っていたのだ。
あ、いいんですか?
600ルピーで連れてってやるよ。(900円くらい)
正直タクシーの相場は分からない。ハイヤーは1000ルピーだったが、これはハイヤー価格である。
500ルピーなら乗せてくれ。
いやいや、ここから空港までめっちゃ遠いんだよ。普通だったら800ルピーは取られるんだから。600ルピーで乗ってけよ。
恐らく800ルピーかかるというのは嘘だろう。しかし、嘘だと判断するには経験が足りなかった。
夜遅いし、、、600ルピーでいいんじゃない?
じゃあ600ルピーでいいか。
よし。じゃあ600ルピーで。明日は5時に来ればいいんだな?
それでお願いします!
夜も遅いし、明日は朝も早い。その為、すぐにホテルで眠りたい気分だった。
しかし、このホテル、エレベーターは昔ながらの手動式だし、入り組んでいるからフロントまで行くのが非常に大変だった。
部屋の中はこんな感じ。
割と綺麗!ただ、一つ問題がある。
それは温水シャワーが出ないこと
インドは年中熱い国だと思っている人が多いのではないだろうか?
僕もそのように思っていた。
しかし、12~2月の夜は普通に寒い!!
夜は普通に8度とかまで温度が下がる。
その為、水シャワーなんか浴びてたら普通に風邪をひく。
部屋に暖房があるだろうって?
いくつかホテルに泊まったが、暖房が利くような部屋は一つもなかった。
それがインドクオリティ。
やべぇ、絶対風邪ひく
こんな文句を言いながら水シャワーを浴び、寝たのだった。
インド2日目 デリーからバラナシへ
朝5時、予定通りデリーの空港へ。
昨日のタクシーの運転手がちゃんと待ってくれていた。
おー、もう5:10だぞ、10分遅刻だな。
ごめんごめん。
空港に行けばいいんだな?
よろしく~
車に乗り込み、空港へ向かう。
10分ほど車に乗っていただろうか?運転手が妙なことを言い始めた。
おい、空港は第何ターミナルに行けばいいんだ?
ターミナル?
空港には第1~第3までターミナルがあるんだよ。チケット見てみてくれ。
携帯でチケットを確認すると第1ターミナルであることが分かった。
ターミナル1って書いてある。
あ~ターミナル1か。ターミナル1はすごい遠いんだ。昨日はターミナル3からホテルだったでしょ?ターミナル1はぐるっと回って行く必要があるから20分くらい多くかかるんだよね。
だから1000ルピーね。(1500円くらい)
ふぁ!?
ふぁ!?。
600ルピーはターミナル3の価格だよ。ターミナル1はもっとずっと遠いから1000ルピーは必要だよ。
いや、昨日600ルピーって言ったじゃん!!
20分もかかるくらい遠いんだよ?ターミナル1なら1000ルピーだよ。
いや、口約束と言えども契約は契約でしょ。600ルピーしか払わんよ。
だからターミナル1は遠いんだって。800ルピーは払ってもらわないと赤字だよ。(1200円くらい)
地図を確認すると確かにターミナル1とターミナル3は少し離れている・・・か?
・・・
たつやはあきらめモード。しかしこういう時、おとメは謎の意地を発揮してしまうタイプの人間である。
えっとそもそもそれはあなたが事前に確認するべきことじゃない?
僕が悪いの!?(怒)
そうそう!(日本語で)
(たつや、日本語じゃ通じんだろう笑)そう。あなたのミスでしょ。僕たちは「空港に行ってくれ」と言ったよね?
ターミナル1は空港じゃないの?
でも昨日より長い距離なんだよ!?(怒)
距離の問題じゃないでしょ。タクシーメーター使っている訳じゃないんだから。
とにかく600ルピーしか払わないし、ターミナル1に連れて行ってね。
でも君たち10分遅刻したよね!?それならちゃんと払うべきだ!
遅刻は素直に謝るわ。すまん。だから600ルピーはちゃんと払うよ。
こんな言い争いをしながらなんとか空港に到着。
無事、ターミナル1に連れてってはくれたが、タクシー運転手は激怒。
事前の約束通り、600ルピーしか払わずに空港に入る。日本円で数百円くらいしか違いが無いので大した額ではないのだが、なぜか譲れないおとメなのだ。
めっちゃ疲れたわ。もう800ルピー払っても良かったけどね。
そうね~この辺はもう金額の問題ってより気分の問題だよね。こういったトラブルも楽しめるかがインド旅行の肝なんだろうな。
まだ観光もしていないのに早くもインドという国が分かってきた気がした。
このときはまだ、こんなトラブルは序の口であることを知らなかった僕たちであった。
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いざバラナシへ!!
次回からもっと写真を張っていきます!!