なるトク! ~おとメの雑記ブログ~

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二度と行きたくないインド旅行記④~バラナシからデリーへ、やっぱりタクシーはトラブルの素。

前回の話はこちら

naru-toku.hatenablog.com


ガンジス川でみる夜明けは最高


さて、ふて寝?をした次の日、ガンジス川に昇る朝日を見るために早起き。

当たり前だがたつやが帰って来ていたので僕が帰った後に何があったか聞くことに。

おはー。僕が帰ってからも結構残ってたけどどうだった?どっかお店とか行ったの?

いや、ずっとビジェイと話していたよ。なんかインド語?で悪口っぽいこと言ってたりしたけど笑。

ヒンドゥー語かな?何言われても分からんし気にならんが、、、色々対応してくれてたんだね。ありがとう。

とりあえずあれね。おとメは怒るの禁止ね。

あー本気で怒っている訳ではないんだけどね。強く言わないとグイグイ来るから口調が強くなっちゃうんだよね。まぁ、たつやからしたらそんなに気分良い訳じゃないかー。

まぁ昨日のはビジェイも悪かったし気にするな!

たつやは稀にみるいいやつである。なのでお店でグイグイ営業されても、夜にお店に連れていかれそうになっても全く気にしていない。

こういう所は見習った方が良いかもしれないと思った。

了解。インド人に優しくで行こう笑

そんな会話を寝起きにしてからガンジス川に。

夜明け前から朝日が昇るまでのガンジス川は本当に神秘的で物語の中にいるような感じだった。

昨日までの荒んだ心が一気に洗われたわ笑

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ちなみに朝日を満喫するために船を借りて悠々自適にガンジス川を遊覧。

漕ぎ手がいたんだけど途中から疲れた!!とか言って自分たちで漕ぐことになったのわ面白かったわ。


そんな朝日を楽しんだ後はインドの火葬場、マニカルニカー・ガートへ。

マニカルニカー・ガートは有名な観光スポットでインドの文化を学ぶことができる。

インドでは死者をこの火葬場で焼き、ガンジス川に死体を流して埋葬するが、普通に近くで見ることができる。

しかし、写真を撮ることはNGを言われてしまったので許可された部分だけパシャリ。

この炎は死者を焼くための炎らしく、嘘か真か何百年も消えたことが無いのだとか。

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ちなみにここに観光に行く方は注意してください。

入るとき、必ずよく分からないインド人に必ず「案内してやるよ」と声をかけられます。

これを断ると中に入って観光をさせてもらえないので、しぶしぶ承諾するしかないのですが、予想通り案内が終わると寄付という名目で最低800ルピーくらいお金を要求されます。

寄付金で火葬するときの薪代を賄うらしいのですが100%嘘かと。

ただ折角バラナシに行ったのであればやはり近くで見学したほうが良いと思うので、せめて大きなお金は持って行かないようにしましょう

最低800ルピーと言うので800ルピーを支払っても、財布の中に大きなお金があるともっとよこせとなりますので・・・・


バラナシから空港に行くのにも一苦労

インドの火葬文化を学んだ後はホテルに帰って荷物をまとめて空港へ。

この日はデリーに行った後、さらに電車でアグラまで行く必要があった。

本当はホテルの近くでご飯でも食べていきたかったけど朝の散歩が長すぎてそんな余裕は無いと判断。

早速バックパックを背負って大通りへ。

タクシーでも探そうかと思う間もなくいきなり10人近くのインド人に囲まれた。

空港?空港だろ?空港だよな?500ルピーでいいぞ500ルピーだ。

俺は400ルピーでもいい。冷房も聞いてるから乗り心地最高だよ。

いくら?いくら?俺なら300ルピーでいいぞ。

空港か?乗ってけよ。何時の飛行機?あそこが俺のタクシーだからこっちだこっち。


!?!?!?

!?!?!?

いやーもうインド3日目にしてこんな状態には慣れたもんだけど、冗談抜きに10人くらいに囲まれてたね。

一応我々の動きを遮らないようにしてくれていたから普通に歩けるんだけど左右斜めはすべてインド人。

みんな空港に行くんだろ?乗ってけよ。とめっちゃ勧誘されたわ。

とりあえず水を買うためにお店に入った時はついてこなかったけどお店から出たら再び勧誘。

・・・まだタクシー乗らないからいいです!

(たつや、そんな優しく言っても意味ないぞ)

どこいくの?どこいくの?空港か?

俺の車はバンだからめっちゃ快適だぞ。空港までならすぐだから乗ってけよ。

もう200ルピーでもいいぞ!200ルピー!

250ルピー!

200ルピー!

いくら?いくら?

こんな感じで勝手に競りのようなものが始まっていた。

なんかお祭りみたいで楽しかったのでインド人に紛れて競りに参加。

100ルピー!

俺に言うなよ笑

最初は圧倒されていたものの、最終的には誰かのタクシーには乗らなければならない。

そこでたつやの希望でトュクトュクの運転手に空港までお願いすることにした。

誰かトュクトュクの人いない?

俺!俺!トュクトュクだよ。こっちこっち。

いくらで空港まで行ける?

いいから乗って乗って!!

ちょっと待って。いくら?

400ルピーだよ。空港まですごく遠いんだ。

300ルピーにならない?みんな200ルピーでもいいって言ってたし。

分かった分かった。300ルピーでいいから早く乗って。

(やけに素直に割引したな・・・?)

僕は少し違和感を持ちながらもトュクトュクに乗り込んだ。

トュクトュクは非常に気持ちいい乗り物だ。

開放的で風を感じるので熱いインドでも快適に移動ができる。

タイに行ったときには少々割高でもトュクトュクに乗って移動していたものだ。

なのでインドも快適かと思ったのだが。。。。バイクや車の排気ガスがきつくて走っているとすぐに喉がイガイガしてしまった

インドでトュクトュクに乗るならマスクは絶対した方が良い。

土埃も酷いし、車やバイクの排気ガスも結構キツイのだ。

そんなことをたつやと話しながら空港まで向かっていると突然、運転手がトュクトュクを止めてしまった。

そういえば空港ってどっちの空港だ?

どういうこと?

ここには空港は二つあって、国内線と国外線用の空港があるんだ。ちょっとチケットを見せてくれ。

チケットにはなんて書いてある?

チケットにはバラナシ空港って書いてあるよ。

あーそれは国際線の方だね。そっちの方がものすごく遠いんだ。

そこだと1000ルピーかかるよ。

・・・・・・

(でたよ・・・・)いや、バラナシに空港は二つ無いよ。

あるんだよ。国際線用と国内線用。これは国際線用の空港だね。

デリーは国内だと思うけど、空港は二つ無いでしょ?

あるんだよ。国内線用のはちっさいけど、国際線用の方が大きい空港なんだ。

運ちゃん。調べたけど空港は二つ無いよ?

あるの。ここからあと10分くらいで行けるのが国内線、30分ちかくかかるのが国際線用の空港なんだ。すっごく遠いから1000ルピーなんだよ。

分かった。じゃあ国内線用の空港に行ってくれ。

そのチケットは国際線用の空港のやつだから行っても意味ないよ。

国内線用の空港なんてないから、空港に連れてってくれればいいよ。

分かった。じゃあ国際線用の空港まで700ルピーでいいよ。

これ以上言うなら降りるわ。300ルピーで空港が約束でしょ?空港まで連れてけよ。

ここら辺だとタクシー捕まらないから無理だよ。700ルピーでいいよ。

(日本語)タクシー拾うのに時間がかかって飛行機間に合わなかったらやばくね?

(日本語)まぁね~。ただ700も払うの癪じゃね??

(日本語)俺は700でもいいけどね笑。

(日本語)うむむむむ。

700ルピーでいいな?

なぁ運ちゃん。これ分かる?Google mapってやつ。ここが今僕たちがいるところね。空港が二つってどこのことを言っているの?

・・・・ちょっと英語が分からない。

この地図のどこに空港があるの?

(頭を傾げる)

(地図を指しながら)Airport!! Where?????(空港!!どこ??)

英語苦手なんだ。何を言っているか分からない。

さっきまで英語話していたでしょ?何言っているの?

はぁ。もう何なんだ。

とりあえず700ルピーな。出発するぞ。

投げやりな感じで運転を再開する運転手。僕たちは払うとも言ってないのだが、、、

たつやもいるのであまり言い争いは止めようと決めたばっかりなので強くは言わなかったが、一人だったら大声で反論していたかもしれない笑。

インド旅行2日目で学んだことを全く生かせてないなーと思いながら20分くらいトュクトュクに乗り、空港に到着。

意地でも300ルピーしか払わん!と思っていたが、面倒なので700ルピーを支払うことに。

お金はきっちり払ったので一言だけ言っておくことにした。

なぁ、確かに300ルピーって言ったの覚えているよな?お前は嘘つきだよ。そんなことばっかりしていて楽しいか?本当にそんなんでいいのか考えてみたら?

負け犬の遠吠えですね。

そんなトラブルがありつつバラナシからデリーへ向かった。

疲れ果てて空港のカフェで爆睡したわ!!!

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(爆睡中に取られた写真)

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