なるトク! ~おとメの雑記ブログ~

旅行、グルメ、ニュース、FX、就活、映画、とにかく何でもネタにしていきますライフハック、ニ

二度と行きたくないインド旅行記②~バラナシ、恐怖、ガンジス川の沐浴~

前回の話はこちら

naru-toku.hatenablog.com



Ganges river


インド旅行2日目 インドで初めての食事

Varanasi airport

デリーから1時間ほどでバラナシに到着。

バラナシの空港からガンジス川近くの町まではバスかタクシーで行く必要がある。

デリーでの件があったため、タクシーには乗りたくなかったが、バスに乗るには2時間程待つ必要があったため、仕方なく乗り合いタクシーでバラナシの街に向かった。


うわー、タクシー乗りたくないなー。またトラブルおきそう・・・

2時間待つのは時間がもったいないからタクシー乗っちゃおう。

乗り合いタクシーなので他のインド人客も乗っており、少し安心感があった。

雑談なんかもしながらついに念願の街に到着。

400ルピーね。(600円くらい)

おー!約束通りの金額請求されたね。安いのか高いのか分からんけど。

はい、400ルピー

ちなみにバラナシからデリーに帰るのは明日だったよな?

(まさか・・・)

(まさか・・・)

明日迎えに来てやろうか?1400ルピーでピックアップしてあげるよ。(2100円くらい)

(でたよ・・・デジャブを感じる。)

1400ルピーは高いな。

いや、バラナシの街は発展しているから空港まで行くタクシーは高いんだよ。それに乗り合いタクシーは大きいから快適に行ける分高いんだよね。

1000ルピーにならない

無理だね。ほら車が大きいから快適だよ!シートを倒せば寝れるからいいでしょ??

相場が分からんから何も言えん。400ルピーなら乗るけどそれ以上高くなるなら乗らないよ。

(呆れた顔)バラナシからタクシー拾うのは無理だよ。みんな空港行くからタクシー捕まえられないんだ。だからピックアップするのが基本だよ。

どうする???(日本語)

相場が分からんし、こいつが本当のことを言ってるかも分からないからやめとくか(日本語)

乗らないわ。他を探すね。ありがとう!

だからタクシー拾うのは無理だよ。1100ルピーでいいから。絶対大変だって

その後もしつこく勧誘されたが、断ってまずは予約したホテルへ向かう。




街のメイン道路は人通りが多く、色々なショップが立ち並んでいた。

道路は舗装されていないため、風が吹くたびに土埃が舞い、歩いていると喉がイガイガしてくる。

ふらふらと写真を撮りながらホテルまで歩いていると普通に牛がいた。

牛がいる!!

Varanasi cow

道に普通に牛がいる。この違和感。

よく見れば紐に繋がれているわけでもなく、すぐそばに飼い主らしき人もいない。

この子はどこから来てここにいるのだろうか?


Varanasi cow

また牛。もはや牛が主役なのではなかろうか?と思うほど堂々たる姿。

人間が道で寝ていたら蹴られたりするだろうが牛にそんなことをする人はいない。

道路を牛が歩いていたら待つのは車の方なのだ。

不思議だね。インドって。



そんなこんなでホテルに到着

バラナシで泊まるホテルはこちら、ホテル バッチャン パレス (Hotel Bachchan Palace)

Varanasi hotel Bachchan Palace

Varanasi hotel Bachchan Palace

部屋の写真を撮り忘れたので受付の画像しかないが、結構きれいな場所。

バックパッカーのような旅行がしたい!という人にとっては贅沢なレベルかもしれない1300ルピー(2000円強)だが、いいでしょ。

何よりちゃんとお湯が出るのがサイコー

もう水シャワーは耐えられそうにない。

部屋に荷物を置き、速攻観光へ。

インドに着いてからやっと観光ができるとあって、すごくワクワクした。

とりあえずご飯食べようぜ。

確かにおなかすいたね。何食べる?

うーん(ガイドブック見ながら)。ピザでも食べるか。

インドに来て聞きなりピザかい!まぁいいけど。

目的のレストランまでは少し離れていたので路地裏を散策しながらレストランへ。



dog on bike

君が運転するんかい?

india snake

面白そう。

*蛇を首に巻いたり写真撮ったりしてチップとして500ルピー(700円強くらい)を支払いました。


道草食いながら歩き回り、レストランに到着。

初めてインドで食事をするレストランがこちら、IBA CAFE &RESTAURANT

IBA CAFE RESTAURANT

いきなりカフェかよ!!ってかカレーとかじゃねえのか?と突っ込みのあなた。

そうです。カフェです。インドの中ではすごくきれいなカフェです。

いやーなんか屋台とか小汚いお店に行く気がしなかったんですよね。だから期待に沿えず申し訳ありません。

IBA CAFE RESTAURANT

IBA CAFE RESTAURANT

IBA CAFE RESTAURANT

すごくきれいですよね。ピザも普通においしかったです。野菜も食べれて幸せです。

でも安心してください。インドクオリティでした。

IBA CAFE RESTAURANT

この日は2020年2月だったんですが、醤油さしの賞味期限は1年前です。

少し酸味と独特な香りがする醤油でした。インドならでは醤油ですかね?

日本語のメニューも合ったので日本人にも親切なお店でした。





インド旅行2日目 ガンジス川で本当に沐浴するのか?

さて、どうするか?

どうしようか。

カフェを後にした僕たちはとても大きな悩みを抱えていた。

それは本当にガンジス川で沐浴をやるのか?ということ

僕たちは沐浴をしにバラナシに来た。

しかし、ガンジス川を目の前にすると本当に沐浴をするのか?してしまっても良いのか?迷いが生じた。

なぜかって?

皆さんはガンジス川についてどんなイメージを持っているだろうか。

単にヒンドュー教徒の聖地ということしか知らない人は是非、この記事を読んでみて欲しい。

ガンジス川の沐浴「危険」 汚染深刻と地元紙警鐘: 日本経済新聞waterwoes.org

そう。ガンジス川はめっちゃ汚い!!

見た目は美しいのにその実態は汚い川ランキング上位にランクインしてしまう程汚れている、

mile-bible.com

実際、沐浴で病気になったという人も数多くおり、非常に怖い川なのだ。

なので普通は沐浴なんかしないのが正解なのである。

マジで沐浴する??

・・・・

そもそもなんで沐浴したいんだっけ?

・・・・なんでだろ?

沐浴に意味などない。川遊びがしたいのなら日本ですればいい。インドでやる必要なんかないじゃないか。

そんな言葉が頭をよぎる。

しかし、バラナシに来たのは沐浴をするためだ。


(逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ)

たかが病気に怯えて挑戦しなくてもいいのか?お前はそんな程度なのか?


とりあえず準備だけして決めようか。

OK


判断は後回しだ。とりあえず沐浴をするために準備をする。

さて、そもそも汚い川に入るための服装をどうするか?

さすがに持ってきたTシャツを使うのは少し気が引ける。

そもそもTシャツで沐浴をするのも雰囲気に欠けるだろう。

そこでホテルに帰還するまでに見つけた服やでパージャマーというインド人御用達の服を購入した。

パジャマではなく、パージャマーである。


パージャマーを着た二人。



しかし、この買い物は正解だった。

パージャマーを買うとなぜか沐浴をする気分になったのだ。

インド人の服を手に入れたことで少しだけインド人の心を理解できたのかもしれない(嘘)。


服まで買ったらもうやるしかないな。


ホテルに戻った時、僕たちの心はすでに決まっていた。

すぐさまパージャマーに着替え、ガンジス川へ。

あとはどこから入るか、、、そんなことを話していたらやつと出会った。


インド旅行2日目 日本語が堪能なインド人ビジェイ(Vijay)に連れられて。

ホテルからガンジス川に向かう道で突然インド人に話しかけられた。

日本人ですか?(日本語)

うわっ日本語しゃべれるの?

ほ~すごいね。(と言いながら迷わず歩く)

おとメはほぼ無視しようと考えていた。

冷たい人だと思わないで欲しい。記事には書いていないがインドでは歩いているとめちゃくちゃ声をかけられるのだ。

それにおとメの経験上、海外で日本語を話しながら笑顔で近づいてくる人には要注意である。めちゃくちゃいい人の可能性もあるが。。。

それにそもそも海外で外国人相手に日本語を使いたくないというのもあり、スルーを選択した。

しかし、たつやは色々と話し込んでしまったため、おとメはそれを離れたところで見ながら沐浴の場所を探していた。

ねぇねぇ!この人が沐浴の場所案内してくれるって!

え、マジ?どうゆうこと?(めんどくさそうな目)

ワタシ怪しくないね。日本のテレビにも出たことあるよ。ほらこれワタシね。

(旅猿の写真を見せる)

あ、旅猿じゃん。知ってるわこの番組。

これワタシだよ。ね。顔同じでしょ?

なるほど。(失礼だがインド人の顔はあまり見分けがつかない・・・・)

たつや、案内ってどういうこと?

なんか趣味で日本人の観光案内しているんだって。それでよく案内する沐浴の場所に連れってくれるってさ。

お金いりませーん。ワタシ日本人大好きでよく観光案内しているんです。コレ見て。

(手帳を見せる)

今まで案内してきた日本人に書いてもらったコメントね。ワタシ日本語読めないから内容分からないよ。けど信頼できるって書いてあるよ。読んでみて。

(あ~海外でよくあるやつや)確かに色んな日本人を案内しているんだね。それで色んなコメント貰ってるね。


確かに、手帳にはありがとう!のページが沢山あった。一人だけ「詐欺でもなくいい人だけどシルクのお店には注意!押しが強いから押し負けて買う人多そう。それが無ければ良い人」って書いてあった。

日本語話せるけど読めないのは本当そうだね笑。


でしょ。ワタシ日本語話せるの活かして無料で観光案内やってるね。それで案内終わったらほんのちょっとだけワタシの店に来てもらって商品見て貰うよ。もちろん買うかどうかは任せるね。

お店に行くの?なんの?

シルク売ってるね。本物のシルクよ。お土産に良かったら買って欲しい。けど気に入らなかったら買わなくて大丈夫。

インドに来てまだ2日しかたっていなかったが、たった2日で心は荒み、インド人を信用できなくなっていたおとメなので断りたい気持ちが大きかった。

しかし、たつやがかなり乗り気だったのでとりあえず沐浴スポットに案内してもらうことに。

これも異文化交流じゃ!!


川の向こう側の方がゴミが少なくて沐浴おススメよ。

とのことなので船に乗り込み、ガンジス川の対岸へ。

とりあえず船でビジェイ(Vijay)とパシャリ。

Varanasi vijay


船から見た町の様子は最高だった。

Ganges river

Ganges river

ちなみに、沐浴は対岸のこちらがおススメらしい by ビジェイ。

後から考えてみたら対岸よりも街側で沐浴をした方が雰囲気はあったかな~と。

Ganges river

対岸に着くと馬がお出迎え。お金を払えば乗せてもらえるらしい。


怖えぇぇぇぇマジ怖えぇええ。(病気になるかも)

そんなことを言いながら船を降りる。

ガンジス川に降りた感想は・・・・





めっちゃぬめってる!!??

ナニコレ笑。泥??ぬめぬめじゃん!!

そう、ガンジス川の底はぬめぬめなのである。

普通の川であれば泥かな?なんて思うが、汚い川ワールドランキング上位の川となると。。。

しかし、既に心は決まっている。

ここまで来て沐浴をしないなんて選択肢は無い。

二人は覚悟を決めてた。


じゃあ準備はいい?

寒いから早くやろ!!


せーーーーの!!

せーーーーの!!/p>


(目をつぶり、3回頭の先まで潜る)

(目をつぶり、3回頭の先まで潜る)/p>


ぷはっ。うわー終わったーー。なんか気持ちいかも。

なんかすっきりしたね!!/p>

普通に川で潜った感じ!いやーなんだかんだいいもんだな。



あれだけ躊躇していた沐浴だが、終わってみればなんてことない。とても気持ち良い経験だった。

何事も経験だな!まぁ病気は怖いけど笑

あえて人におススメできるようなものでは無いが、興味がある人はやってみてもいいかもしれない。

話のネタにはなるだろう。



次回に続く。

P.S. 面白かったらスターなどつけてもらえると励みになります!

カテゴリー階層 はてな内 カテゴリー階層