リーダーシップとは?の質問に対する答え方【就活面接質問対策】
こんにちは。就活面接通過率93%の大人めがねです。
面接で良く聞かれる質問の一つに「リーダーシップとは?」という質問があります。
正直、リーダーには様々な能力が必要なので一言では説明しにのですが、面接で聞かれたからには明確な回答をしなければなりません。
そこで、今回は面接官を納得させることができる「リーダーシップとは?」に対する答え方について記事を書いてみました。
実例もあるので是非、参考にしてみてください。
リーダーシップとは巻き込む力(影響力)である。
リーダーシップを取るために必要なこと、それは「巻き込む力(影響力)」です。
重要な物事を決定する、チームの今後の目標を建てる、意見をまとめるなど、リーダーの仕事にはメンバーにに対する「影響力」が無ければ務まらない仕事が数多くあります。
また、リーダーには対外的な影響力というものも必要になってきます。
チームで何かをするとき、チーム以外の人間や組織の協力が必要になる場合があります。
そういった時、率先して交渉し、巻き込んでいくのはチームのリーダーの役目です。
リーダーが他を巻き込む力が無ければ協力を得ることが出来ないということです。
それではプロジェクトを効率良く進めることはできませんよね。
その為リーダーシップとはチームメンバーやチーム外の人間を巻き込む力=影響力と答えると良いでしょう。
ちなみに、面接官は「影響力」という言葉より「巻き込む力」という言葉のが好きなので好まれる表現を使いましょう。
「巻き込む力」の 面接解答例
面接官「リーダーシップとは何だと思いますか?」
学生「リーダーシップとは「巻き込む力」だと考えています。
この力というのはもちろん、チームメンバーを巻き込む力とチーム外の人や組織を巻き込む力を意味しています。
チームで協力してプロジェクトを行うにはリーダーが皆を巻き込む必要があります。
リーダーがチームメンバーを巻き込め無ければ一丸となってプロジェクトに従事できません。
また、何かプロジェクトを行う場合、必ずプロジェクトに関係無い他の人や組織の協力が必要な場面が出てきます。
限られた人数でやるよりも大人数を巻き込んだ方が人と人の力が合わさり、より大きなプロジェクトを実施することができるからです。
そしてどういった人をどれだけ巻き込めるか?はリーダーが持つ巻き込む力にかかっています。
そのため、私はリーダーには人を巻き込む力が必要だと考えており、これがリーダーシップだと考えています。」
私は大抵、このように解答をしていました。
すると大抵の面接官は次に
面接官「リーダーとして影響力を発揮したエピソードはありますか?」
と聞いてきます。
なのであなたの「巻き込む力」をアピールできるエピソードもしっかりと準備していきましょう。
こちらの書籍でリーダーの影響力に関しての記述があるので参考にしてみてください。
リーダーシップとは信頼である。
リーダーシップを取るために必要なことは「信頼」です。
「信頼」は影響力を発揮する為に必要なものなので影響力と同じとも取れます。
しかし、面接という場面では少し違った印象を与えることになります。
影響力といえばゴリゴリのリーダーのイメージですが信頼というと穏やかなリーダーもイメージできますね。
また、影響力とは違う点として、信頼できるリーダーがいればメンバーに安心感を与えられるという点です。
「このリーダーになら任せられる。」「このリーダーにならついていきたい。」
そういった信頼があればこそ、メンバーは安心してプロジェクトに臨むことができるのです。
逆にこういった安心感が無ければメンバーは全力を出すことができないと考えています。
「失敗したらどうしよう?」そんな思いがある状態で最大のパフォーマンスが出せると思いますか?
失敗してもリーダーが何とかしてくれる。リーダーの判断なら安心だ。そのような絶対的な信頼があればこそ、皆が全力で最大のパフォーマンスが出せるのではないでしょうか?
「信頼」の面接解答例
人事「リーダーシップとは何だと思いますか?」
学生「リーダーシップとは「信頼」だと考えています。
リーダーは時に先が分からない中で重要な決断をしなければならないことがあります。
もちろん、チーム全体で話し合って決断をすることも大切だと思いますが、全てが話し合いだけで決められる訳ではありません。
そういった場合、最終的に決断すべきはリーダーだと考えています。
そしてリーダーの決断にメンバーが納得するか、従うかはリーダーへの信頼があるかどうかです。
「このリーダーが決めたんだったら従おう」メンバー全員がそんな気持ちになるようにはリーダーは皆の信頼を得る必要があります。
また、チームメンバーからの信頼が厚いリーダーはチーム外の人間からの信頼も厚いと思います。
そういった場合、様々な人から協力を得ることができます。
その為、私はリーダーには信頼が必要であり、この信頼がリーダーシップを生むと考えております。」
この「信頼」という回答はたまに他の学生も使っているらしく、結構一般的な解答なのかもしれません。
ちなみに、こういった解答をした場合、面接官は
「では信頼を得る為にあなたはどのようなことを心がけていますか?」
という質問が返ってきます。
こちらの本にリーダーがメンバーから信頼を得る為に必要な事柄が書いてあります。
簡単にまとめると「日頃の努力」が必要だと書かれていました。
日々、一生懸命仕事をしていれば周りのメンバーがその姿を見てくれます。
そういった過程を経ることで
「あの人はあれだけ努力をしていた。だからあの人の言うことには従おう」
といった信頼が生まれるとありました。
良かったら参考に読んでみてください。
リーダーシップとはビジョンを掲げることである。
リーダーの最も重要な仕事はチームのビジョンを掲げることである。
ビジョンとはチームが目指すべき指針や姿、未来像のことです。
ビジョンはチームがこれから先、どういった方向に進んでいくのか?どういった目標を設定していくのか?
そういったすべての物事の軸になるものです。
明確なビジョンがあれば何か迷った時、ビジョンに立ち返ることで答えを出すことが出来ます。
プロジェクトが誤った方向に進んでいてもビジョンがあれば修正し、軌道を元に戻すことができます。
その為、ビジョンを設定することはリーダーの最も重要な仕事になります。
会社でいえばビジョンは「企業理念」や「経営理念」になります。
興味がある会社の経営理念は読んでみてリーダーシップについて考えてみましょう。
「ビジョンを掲げること」面接解答例
人事「リーダーシップとは何だと思いますか?」
学生「リーダーシップとはチーム全員が共感・共有できるビジョンを掲げることだと考えます。
私は、リーダーにとって最も重要な仕事は的確なビジョンを掲げることだと考えています。
ビジョンには大きく3つの役割があります。
一つ目の役割はチームが何のために行動するのか?その動機付けの役割です。これはメンバーのモチベーションにも影響いたします。
二つ目の役割は何か迷った時、先行きが分からなくなったとき、ビジョンに立ち戻ることで正しい道を指し示す役割です。。
三つめの役割はチームを大きくする役割です。ビジョンに共感した人たちは率先して協力してくれたり、チームに加入してくれたりいたします。
同じビジョンを持った人たちであればより大きなプロジェクトを達成できると考えております。
以上がビジョンの役割ですが、このビジョンを設定するのがリーダーの最も重要な仕事です。
その為、私は魅力的で適切なビジョンを設定し、メンバーに共有・共感を得る力がリーダーシップだと考えております。」
こういった解答をした場合、面接官は
「魅力的なビジョンとはどういったものか?」
「ビジョンを掲げる上でどういった点に気を付けているか?」
といった質問が返ってきます。
最後に
リーダーには様々な能力が求められるため、何が大切か?と聞かれても一言で説明できるものではありません。
行動力、コミュニケーション力、挑戦心・・・
ですが就職活動の面接では「リーダーに必要な能力とは?」とかなりの頻度で聞かれます。
なので自分の今までの経験と照らし合わせ、どういったリーダーが魅力的だったか?それがなぜか?を考えてみてください
そしてそれを言語化することが出来れば、必ず面接官を納得させることができます。
こちらのページも参考にしてみてください!!