【理系学生向け】インターンシップのES完全攻略!!志望動機に書くべき4つの内容
「ますますインターンシップの重要性が高まっている」「本選考に有利になる」なんて言われているインターンシップ
なにがなんでも絶対に参加したいですよね。
しかし、インターンシップにエントリーしようとしている人の大半はESを初めて書く人が多く、
「インターンシップの志望動機って何書けばいいの?」
「どんなことに注意すればいいの?」
そういった悩みを持つ人も多いと思います。
そこでインターンシップの志望動機を書くときに盛り込むべき4つの内容を紹介したいと思います。
この記事のまとめ
- 自分のエピソードを入れる
- その企業のインターンシップに参加したい理由を書く
- インターンシップに参加する目的を書く
- インターンシップに参加した後のことを書く
本選考以上に重要なインターンシップのES
インターンシップの選考は就活本番よりも倍率が高くなります。
基本的にインターンシップの枠は大手企業であっても数人~数十人。
そのような少ない枠に沢山の学生が応募する、だから倍率が高くなってしまうんです。
また、インターンシップの選考フローは短いことが多いです。
ESのみの選考、面接が1回のみなど。
その為、一つ一つの選考過程が非常に重要になってきます。
提出したESに少しでも足りない部分があれば、落とされると考えた方がいいでしょう。
インターンシップの志望動機に入れるべき4つの内容
では、インターンシップの志望動機を書くときに絶対に盛り込まなければならない4つの内容とはどういうものなのでしょうか?
例も交えながら解説していきたいと思います。
その業界(職種)に興味を持つきっかけとなったエピソード
意外とESの志望動機に自分のエピソードを盛り込む必要があることを知らない人が多いです。
しかし、説得力のある志望動機を書くためには絶対に自分のエピソードが必要になります。
例えばある二人のESの例です。
二人とも将来は医療に携わる仕事がしたいと考えており、医療系の企業のインターンシップにエントリーをしています。
あなたが人事だったらどっちのESを採用したいですか?
なぜ数ある業界の中で医療系の企業のインターンシップに行きたいのか?
その理由が明確なのはBの方ですよね。
Aの方の志望動機では「なぜ医療なのか?」その理由が分かりません。
人の役に立つ仕事は星の数ほどあります。建築だって商社だって人の役に立っている。
その中でもなぜ医療なのか?そこが分からない。
なので人事の人が採用するのはBのESです。
Bの方の志望動機では「子供のころの経験」をきっかけに医療に興味を持ったことが書いてあり、医療に興味を持った理由が明確です。
このように自分が志望する業界や職種に興味を持ったきっかけとなるエピソードを志望動機に入れることで説得力が増し、分かりやすいESになります。
「そんなエピソードなんて無いよ!!」って思う方もいるかもしれません。しかし、立派なエピソードなんて必要ないんです。
- 専攻分野とインターンシップの内容が似ていた
- 親の仕事と同じ業種だから
- 先輩から話を聞いて楽しそうだった
- バイトと関係がある職業だった
人が興味を持つ理由は十人十色です。しっかりとなぜ自分がその企業に興味をもったか?その分野に興味をもったか?伝わるように書くようにしましょう。
エピソードを作っても良いと思います。
なぜ他社ではなくその企業なのか?
インターンシップを実施している企業は数多くあります。
食品や石油など、ある業界に絞ってみてもいろいろな企業があります。
そのため、志望動機にはなぜその企業なのか?その理由を明確に書く必要があります。
企業の違いなんて分かんない!!そう思う気持ちは分かります。
しかし採用する側からしたら「他社でもいいんじゃない?」と感じるESよりも「絶対にその企業がいいんだ!」というESの方が採用したいと感じますよね?
ここでまた例を挙げてみます。
どちらの方が「絶対にその企業でインターンシップをしたい」と感じるESでしょうか?
Aの志望動機では「なぜその企業のインターンシップに参加したいのか」という部分が弱いですよね。
基本的にはどの企業も高い技術力を持っており、新製品を出す努力をしています。
だから単に「技術力が高いから」という理由だけでは「他社だって技術力高いから他に行けば?」ってなってしまします。
一方、Bの方は「グローバルカンパニー」と「抗がん剤」というキーワードが入っています。
製薬業界において薬を開発できる力のある企業はそんなに多くありません。
また、製薬企業はそれぞれ得意な疾病の分野というものを持っています。
つまり「自社で開発した製品を世界中で販売」しており、且つ「抗がん剤に強い企業」という特徴がある企業はその企業のみということになります。
つまり、Bの志望動機なら「その企業でなければならない理由」がしっかりとしているんです。
そのため、「他社じゃダメなの?」と聞かなくても他社では駄目なことが読み取れますよね。
このように「なぜその企業でなければならないのか?」そのことが明確になるように志望動機を書くようにしてください。
インターンシップの目的を明確にする
あなたはなぜ?インターンシップに参加するのでしょうか?
私は7社のインターンシップに参加してきましたが、どの企業でもインターンシップの最初に「このインターンで何を学びたいのか?」「何を得たいのか?」こういったことを書かされたり発表させたりします。
このことからも分かるように企業側は学生が何を目的にインターンシップに参加するかを非常に重要視しています。
なので志望動機にもしっかりとインターンシップの目的を書くようにしましょう。
例えば
- インターンシップ内で○○の知識を身に着け、研究に活かしたい
- 今の自分がどの程度社会で通用するのか試したい
- 業界の知識を深く学びたい
- 実際に開発の業務に携わり、企業での研究を経験したい
といった理由が考えられます。
このような感じで自分で「インターンシップで何を得たいのか?」をしっかり考え、自分なりの目的を志望動機に書きましょう。
インターンシップ参加後、その経験をどのように活かすか?
インターンシップで何を学びたいか?を志望動機に書いた後、次に書くべき内容は「その知識や技術を残りの学生生活でどのように活かすか?」ということです。
学びっぱなしでは向上心が無いのをアピールしているようなものです。
企業側も「インターンシップが学生の為になれば」という思いは必ずあります。
なので「自分は貴社のインターンシップを活かすことができる学生である」ということをアピールするためにしっかりとインターンシップをどのように活かすか?ということを書いてください。
書くべき内容を押さえただけでは通らない
今までインターンシップの志望動機には次の内容を盛り込むが大事だと言ってきました。
- その業界(職種)に興味を持つきっかけとなったエピソード
- なぜ他社ではなくその企業なのか?
- インターンシップの目的を明確にする
- インターンシップ参加後、その経験をどのように活かすか?
の4つの内容です。
ですが、これらをしっかりとESに盛り込んでも選考に通過できるかどうかは分かりません。
というのも、他の学生も同じようにこれらの内容をしっかりと入れてくるからです。
あくまで書くべき内容が書かれていることは第一条件だと考えてください。
私は、ある人事に「本当に全員のESを読んでいるんですか?」と聞いたことがありました。
だってESって何百枚も届くんですよ?あれって全部読むもんなんですかね。
そんな疑問があったので、実際に聞いてみちゃいました。
するとその人事曰く、「志望動機を読んでその後の内容を読むかを決める」らしいです。
志望動機を読めばある程度文章力ややる気なんかが見えてきます。
なのでまずは志望動機を読み、その後のESを読むか決めるらしいです。
こういった点を踏まえると、どれだけ志望動機が重要かが分かりますよね。
なので相手にESを読んでもらうためにも、ESに書くべき事柄は絶対に書くようにしましょう。
そうすることでやっとスタートラインに立てるのです。
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