新ビール戦争勃発!?ビール企業が続々と新商品を出す理由
なるトクご覧くださいましてありがとうございます。右手と左手を別々に動かせないおとなめがねです。
突然ですが、皆さんは最近、ビール会社が次々と新しいビールを出していることに気がつきましたか?
THE モルツやアサヒスーパードライエクストラシャープなど・・・
あぁ季節の変わり目は新商品が多いよね~なんて思ったあなた!確かに「冬のなんちゃらビール」なんていうのは季節限定のもので毎年毎年出てきていますが、今、新商品が沢山出ていることにはもっともっと深い理由があるんです。
もはや今の状況はビール業界では顧客を奪い合う戦争が起こっているといっていいでしょう。
ではなぜその様な状況になっているのでしょうか?
その原因とはずばり政府が酒税法を変えようとしているからです。
政府は平成28年度から5~7年の猶予期間を経て、以下のようにビールに対する酒税法を改定しようとしています。
参考はこちらビール類 酒税一律55円で調整 来年度は見送るが、28年度以降5~7年で実施(1/2ページ) - 産経ニュース
今のビールの税率が下がり、一方で発泡酒や第3のビールなどの税率が上がる。つまりビールと発泡酒の価格差が今よりもずっと小さくなってしまうんです。
そうなるとどのようなことが起こると思いますか?
発泡酒を飲む人の中には「カロリーが低い」「プリン体が少ない」「おいしい」という理由からビールではなく発泡酒を飲む、という人がいます。しかし、他にも「ビールを飲みたいけど高いから発泡酒!」という人も必ずいるはずです。でも今後、酒税法が変わることで発泡酒とビールの価格差は小さくなる予定です。そうすると発泡酒でなく、ビールを買う人が絶対に増えますよね。また普通にビールを買っている人も、ビールが安くなればもう一本買ったり、買う頻度が増えたりすることが予想されます。つまり酒税法が変われば間違いなくビールの売れる量は増えるでしょう。
これを見越して現在、ビール業界はいろんな商品を次々と開発し、少しでも固定ファンを増やそうとしています。酒税法変わってから動くようでは遅い遅い!!今からファンを増やさなければ乗り遅れてしまう。だから最近、ビール会社は新商品を次々に開発し、固定ファンの獲得に躍起になっているんです。
では酒税法が変わるとビールと発泡酒はいくらになるのでしょうか?実際にシミュレーションしてみました。
大体コレくらい価格が変わると予想されます。
うむむ。こうしてみると30円しか変わらないので、ビールが飲みたい人は絶対ビールを買っちゃいますよね!
なので今後、さらにビールの新商品が次々と出てくることは間違いありません。
そして、発泡酒にはプリン体ゼロやカロリーゼロ以外に、更なる付加価値が付いていく可能性も考えられます。
いやービールも発泡酒も今後が非常に楽しみですね^^おいしいビールや発泡酒が沢山出てくれるのはビールマニアの僕にはとても嬉しいことです。
そんなこんなで今、ビール業界が熱い!!
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