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僕が化学科の闇にはまった話

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どうも!化学科の闇の中にいるおとなめがねです。
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僕は現在、応用化学科に所属している大学四年生です。

大学四年生と言えば・・・卒業研究ですよね?

その僕の卒業研究についてつらつらと書いていこうと思います。


大学四年生の大きな課題といえばもちろん卒業研究・・・ですよね?
これは文系理系問わず、大学を卒業する人は誰しも経験するものだと思います。
もちろん僕も例外ではなく卒業研究をやっています。いや、やっていたが正しいのか?


僕は4年生になるときに主に触媒を研究している研究室に所属しました。触媒について知りたい片はコチラをどうぞ。

naru-toku.hatenablog.com

4年生には最初、「このテーマを研究しなさい」というテーマが与えられます。僕の研究室では最初、4つのテーマがあり、その中から新しく入る4年生4人がそれぞれ自分のテーマを選んでいきました。さて、このテーマの中には「これはいけそう」というテーマが1つ、そして「やってみなきゃわからない」テーマが二つ、そして「めっちゃ難しいけど、もし研究が成功すれば、すぐにでも工業化しうる」という夢のあるテーマが一つありました。このテーマは先輩が他が口をそろえて「難しそう」と言っており、まさに石油を掘り当てるがごとく、宝くじを当てるがごとく難しいテーマなんて言われてました。
まったく。どんな物好きがそんなテーマを選ぶんですかね?夢見がちな少年じゃあるまいし。そんなテーマなんて誰も選ばな・・・はい。僕はそのテーマを選びました。だってできたらとってもすごいことらしいんですもの。夢見がちな少年ですもの。やっぱ男たるもの挑戦せねば!
今振り返るとこのときの僕は「ただの死に急ぎやろう」だったのではないかと思います(笑

触媒の研究はもちろん頭を使って理論的に研究をしますが、案外適当に触媒を組み合わせて研究をしていくこともあります。
そのため、最初は専門知識がないままとにかく色々な触媒を試しまくりました。おそらく100近くの触媒は試したと思います。
そうやって適当に触媒を試しながら、専門的な勉強もしていきました。触媒の辞書を読破したり、色んな論文を読み漁ったり・・・このときの僕はどの4年生よりも知識が身についていたと思います。

そんな努力をしていましたが、やはり僕のテーマは非常に難しい。実験をすればするほどそれを痛感しました。まず根本的に反応が進むには進むものの、1%以下しか反応していない。また反応がめちゃくちゃすぎて分析が出来ない。
この分析できないというのが厄介なんです。というのも分析が出来なければ触媒によってどのような変化が起こっているかがわからないため、考察ができない。もはや真っ暗な部屋で出口を探しているようなものです。

考察もままならないまま色々やっている訳なんで自分が正解に近いのか近くないのか、どういった系統の触媒が良いのかがわからない。客観的に見れば専門知識も乏しい中、自分がどれくらい進んでいるのかわからず無我夢中で進むと言うことは精神的にきついように見えるんですよね。当時の僕はそんな「つらい」なんて感じる間もなく無我夢中に突っ走っていたのですが、4ヶ月もたったころでしょうか?ついに教授から「このままデータが無いのは精神的につらいし、何より分析できないとなるとちょっとまずいよね。」ということでやんわりとストップがかかりました。

このとき、「やりたければやってもいいけど・・・」と教授は言っていたので、もし「絶対にやりたい」と言っていれば今もそのテーマで実験をしていたでしょう。しかし、相当実験を繰り返していた僕は「次は何を試したらいいのか」がわからなくなっていましたし、何より卒業研究で1報論文を書き上げるという目標があったため、テーマを変える決断をしました。

さて次のテーマですが、次のテーマは植物から燃料を作る反応になりました。この植物から燃料を作るテーマですが、もう既にかなり良い結果が論文に挙がっています。つまり僕は、そのデータを上回る成果を挙げる必要があるのです。僕は「本当にこのデータを上回ることなんてできんのか?ってかちょっとばかし良いデータが出たとしてそれ自体に意味なんてあるの?」なんて思っていましたが、教授がせっかく提案してくれたんです。まずはやってみようではあ~りませんか!

さぁ心機一転、新しいテーマの開始です。このテーマではもうある程度どの触媒系がいいかがわかっています。そのためその触媒系を用いて実験を行います。

さて大体1ヶ月くらい実験をしました。その結果は・・・うん無理そうですね。(ノ≧ڡ≦)
色々試しましたが、既存の研究を超えることは無理そうです。教授からも「う~んこれは無理そうだね。」というお言葉をいただきました。ふふふ、再びテーマがダメになってしまいましたよ。もうテンション(☝ ՞ਊ ՞)☝アゲアゲです。

で、現在。僕は砂漠の中をさまよっています。つまり新しいテーマを模索しているということです。
教授から「とりあえず今使っている原料に関係する論文を色々読んでおもしろそうなテーマを見つけてみ!」と言われたので色々読み漁っているのですが・・・なかなかテーマを見つけるというのは難しいんですね~。(ી(΄◞ิ౪◟ิ‵)ʃ)


化学科の卒業研究は努力だけではどうにもならないものがあります。時間が少なすぎる。大学を卒業するまでなら1年、大学院に進むなら3年。そんな短い期間でやらなければならない。なので実験を成功させるためには努力だけではなく「運」も必要なんです。

もちろん実験に失敗しても大学を卒業することはできます。卒業研究の発表でしっかり失敗したこと発表すれば大丈夫なんです。ですがやっぱりしっかりなにか成果を残して卒業したいですよね?もしそのように考える人であれば化学科は要注意です。

*大学院に行くひとは気をつけてください。大学院を卒業するためには失敗したというだけではダメでなぜ失敗したかをしっかり考察する必要があります。

僕個人の考えですが化学科での卒業研究には必ず「運」が必要です。どれだけ専門的な知識を持っていても、その実験が成功するかしないかは「運」です。極端な話、小学生が遊び半分で実験をしても、その子の運がよければ成功するでしょう。逆に言えば運が悪ければ何度やっても上手くいきません。僕のように。

このような僕の状態を「化学科の闇」を比喩させていただきました(笑)



最後に、僕は化学科だから化学科のことしか書いていません。なのでもしかしたら他の学科も同じようなものかもしれません。そしてなにより、この記事は化学科へ行かないことを推奨するものではないことをご承知ください。


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