【就活】就職活動で大切なこと~面接の準備と面接~
面接を乗り越えるには必ず、入念な面接対策が必要になります。
「どのような質問がされるのか?」を予想し、どのように答えるかを考えておきましょう。
そしてその解答をスラスラと言えるようになるまで実際に声に出して練習しましょう。
就活で最も大切なことは事前準備です。準備不足のまま就活を行うということは戦場に裸で行くようなものです。
「あ~もっと準備しておけばよかった!!」そんな後悔をしないようにこの記事では面接で注意することや面接の準備の仕方について書いていきます。
面接には最低限のマナーは必要
私の友人に人事採用の仕事をしている方がいます。彼は「最近あまりにもマナーを知らない学生が多い」といっていました。「履歴書を片手で渡す。」「Tシャツで面接に来る」「敬語が使えない」など、就活生としてはあるまじき行為を平然とやる人もいるそうです。
その友人は最低限のマナーができていない人は絶対に落とすと言っていました。
マナーが悪い人は自ら「社会経験が無い」「社会にででも使えない」ということをアピールしているということに気づいていないのでしょうか?
私の経験上、靴の形やお辞儀の角度など、細かいマナーについてははそこまで深刻に考えること必要は無いと思います。しかし、少なくとも相手に失礼のない程度には、社会に出ても通用する程度には身につけておく必要があります。
常日頃からニュースや新聞に目を通し、自分の意見をもつ
私が受けた全ての企業で「OOという人を知っていますか?」「OOというニュースを知っていますか?」という質問をされました。そしてその人やニュースについてあなたはどのように考えるか、理由もつけてお答えくださいと言われるのです。
正直私はほとんど全て知りませんでした。この時点で私はニュースを見ない人間と判断され、減点されていたと思います。
しかし、なんとか答えようと思い、その人はどういった人なのか?そのニュースはどういった内容なのか?ということを全て尋ね、それから自分の思ったことを述べました。
自分なりの答えを出せたものもありますが、やはり詳細を知らないため「これはね、OOだからそれはちょっと違うんだよね」と全く検討違いの内容を答えたこともありました。もちろん結果は撃沈です。
そのため、毎日しっかりとニュースや新聞にしっかり目を通しましょう。そして目を通すだけでなく、そのニュースに関して自分なりの意見を持つようにしましょう。
面接を受ける企業のことは徹底的に調べておく
面接を受ける企業について徹底的に調べることにはいくつかのメリットがあります。
面接官にやる気をアピールできる
面接ではやる気が非常に重要です。もしあなたが面接官ならばやる気がある生徒とやる気の無い生徒、どちらを取りますか?
もちろんやる気のある生徒ですよね。だって一緒に仕事をするならやる気のある人間と一緒に仕事をしたいと思うのが普通ですもの。
ではやる気をどうやって面接官に示しますか?
それは「自分」が惹かれたその企業や業界の魅力を語れば良いんです。
ただ「私は御社が第一志望です!」「この業界に入りたいんです!」と言うだけでは口先だけだと思われるかもしれません。
「私はこの業界の○○という点に魅力を感じたため、この業界を志望しております。そして御社には○○な魅力があり、私は○○な仕事をしたいため、御社を志望します」
と自分がなぜこの業界のこの企業に志望したか伝えるのです。
人間がやる気がでる時はどんなときですか?それは何かに魅力を感じたときですよね?ではその魅力を面接官に語ってあげましょう。そうすれば面接官はあなたのやる気を信じてくれます。
知識がないと答えられない質問がある
面接では時にはその企業、あるいは業界について知らなければ答えられないような質問をされます。次に挙げる例は実際に私が面接でされた質問です。
あなたは内の会社について何か知っていますか?
直球の質問です。これは「あなたは内の会社について調べてきていますか?」という質問と同じことです。こういった質問をするのは就活背生の「やる気」を見るだけでなく、「ちゃんと興味を持って調べているの?」「就活まじめにやってる?」そんなこともチェックしているのではないでしょうか。
この質問にはその企業についての知識がなければ答えることができませんよね。
あなたは内の会社入ったらにどんな貢献ができると思いますか?
一度このようなことを聞かれました。正直私は上手く答えることができませんでしたが、あなたならどうやって答えますか?
もちろん「積極的に仕事をができます!」「一生懸命働きます!」では面接官を納得させることはできませんよね。
ではどうするか。今の私ならしっかりとその企業の技術や強みと自分のスキルを照らし合わせ、具体的に答えます。
御社は○○といった技術を有しており、私は××の分野に知見があるため、▲▲という点で貢献できると考えます。
御社の○○という事業では××が必要であり、私は▲▲というスキルがあるため、その点で御社に貢献できると考えます。
などです。このように答えられると面接官を納得させられるだけでなく、自分のスキルもアピールできるので一石二鳥ですね。
面接の最後には必ず質問をする
面接が終わると必ず最後に「何か質問はありますか?」と聞かれます。
このとき、何でもいいので質問をすることが大切です。ここで質問をしない人はは「私は御社に興味がありません。」「私には積極性がありません」と言っているようなものです。
そんなひとは欲しくないですよね?そのため、事前に質問内容を考えておく、あるいは面接中に考えるなどして、とにかく質問するようにしましょう。
このとき、質問は二種類用意すべきです。一つは「企業に関する質問」そしてもう一つは「入社した場合をイメージした質問」です。
企業に関する質問
これは「あなたの企業に興味がありますよ。」とアピールするために必要です。この質問ですが、できれば調べたらすぐに出てくるような質問ではなく、実際に働いている人でなければわからないようなことを聞くということです。
働いている人しかわからない質問ってなんだとおもいますか?色々あると思いますが、一つは未来のことでしょう。過去はネットにも乗っていますが未来のことは乗っていませんよね。なのでその企業の今後について質問すると良いでしょう。
私がした質問は
- 今後、海外への事業拡大は考えているのか
- 御社は最近、海外へ進出を図っているがどのような事業で進出していこうとしているのか
- 今後、競合企業との差別化はどのように図っていくのか
など、とにかく今後のこと、未来のことについて質問をしました。このような質問をすることで「調べればわかることだよね?」と言われずにすみます。
入社をイメージした質問
この質問には「私は入社後のことまで考えていますよ。」ということをアピールする意図があります。もちろん面接を受ける就活生全員が内定を貰うためにきています。しかし、そのなかで実際に内定を貰った後のことまで考えている就活生がどれだけいるでしょうか?
そういった就活生と差別化を図る上でもこのような質問は効果的です。
私がした質問は
- 御社は海外での事業も行っているが、もし希望を出せば、海外での事業に関ることはできるのか
- 自分が関る業界は自分で希望することができるのか(コンサル系企業にて)
- 御社では男性が育児休暇を取ることはあるのか
などでした。この質問はどの企業でも使えそうなものが多いため、汎用性があります。
面接を上手く乗り切るために
面接を上手く乗り切るためにはどうすれば良いと思いますか?その答えは二つあります。
一つはしっかりと準備をし、自信をもつこと。そしてもう一つは面接を沢山経験することです。
面接のとき、「緊張してしまって上手くできなかった。」「答えられない質問が多かった」そういった方は準備不足です。
準備不足だから不安になり、緊張するのです。準備不足だから答えられない質問があるのです。
とにかく準備万端で行きましょう。油断は禁物です。
どうしても緊張してしまう方はこちらを参考にしてください。
また、面接を沢山経験することで面接は上手くなります。
面接でされる質問は大体同じようなものが多いです。「志望動機」「自己アピール」「学生時代頑張ったこと」などなど。なのでとにかく面接を多く経験し、「面接に慣れる」のです。
なんども面接をしていくと面接の雰囲気に慣れ、全く緊張しなくなります。同じような質問が来るので「またこの質問だ」という風になり、口が勝手に動くようになります。
なので面接をする機会を自分で作ってください。
インターンに申し込んだり、志望していない企業にエントリーしたりしてください。
そうすることで第一志望の面接を上手く乗り切ることができることでしょう。